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大学病院の歯周病科に2年間通っていたという鈴木さん

通院している間に、歯ぐきが腫れて左の前歯1本と左下奥歯の根っこを1本抜いたそうです。また最近左上の前歯が腫れて抜歯をしたそうです。さらに左下の歯ぐきが何度か腫れたそうですが、その都度薬を出してもらうだけで、処置は何もなかったそうです。また通院中に歯ぐきの中をきれいにする処置を2回行ったそうです。担当の先生からは「かなりの歯周病だ」と言われていたそうです。 

現在はあの悩んでいた歯ぐきの腫れもすっかりなくなりました。人前で話す機会の多い鈴木さん、今ではお口を気にせずスピーチできるそうです。

・令和3年来院 女性 61歳

・主訴

2年間大学病院の歯周病科に通院している。左下の歯ぐきが何度も腫れるので診てほしい。

 

初診時の歯周ポケットです。

10㎜以上の歯周ポケットが2本もあります。動揺度も1から2あり、お口全体の歯が揺れていることが分かります。

分かり易いように色分けをしました。6㎜以上の歯に赤のマーカー、4mm以上の歯に黄色のマーカーを塗りました。重度の歯周病という事がよくわかります。

 

非外科療法を行った後

同様に色分けしました。赤の6㎜以上が1か所だけとなり、正常ポケットに戻りつつあります。

 

この後、外科療法を行いました。

歯周ポケットが改善されてきました。赤がなくなりました。

一番の主訴であった左下の外科療法を見てみましょう。

初診時の状態です。黄色で囲った箇所がかなり腫れています。

 

垂直性骨吸収があるのが分かります

 

 

GCサイトランスグラニュール、メンブレンとEMDを使用し、再生療法を行っています。

 

垂直性骨吸収があるのが分かります。

 

歯槽骨が再生しているのが分かります。

 

歯周ポケットが改善したので歯周補綴(ししゅうほてつ)を行いました。
来院時から順にみていきましょう。

来院時の状態です。上の前歯と下の前歯が接着剤で固定(T-fix)してありました。


黄色で囲った部分です。


初診時、2か所腫れて膿が出ているのも分かります。黄矢印です。


歯周病の説明、ブラッシング指導に続き、ペリオドンタルデブライドメントを行いました。その後、歯周ポケットの深い箇所を手術し、歯周補綴(ししゅうほてつ)に移りました。その際、下の前歯一本が傾斜がひどかったので、部分的に矯正を行いました。


黄色矢印の歯が傾斜が強い。


部分的矯正を行いました。


歯周補綴(ししゅうほてつ)が終了した状態です。

骨再生と歯周補綴(ししゅうほてつ)には密接な関係があります。
歯周病で歯を支える骨が減ると、歯が揺れてきます。
そのグラグラしている状態では骨は再生できないのです。
揺れたままでは新しい骨がしっかり再生せず、治りが不十分になります。

ですから、歯周病治療の初めに、 T-Fix(固定治療)で歯を安定させます。
これにより歯の揺れを止め、骨が再生しやすい環境を整えます。

そして歯周ポケットが改善したら、 最終的に「歯周補綴」で噛む力を安定させます。
骨が回復してきても、弱った歯をそのまま使うと再びグラグラする危険があります。
そこで、最終的に歯を連結して噛む力を分散させて歯と骨を長持ちさせるのです。


来院時


治療後

 

メンテ時、歯周ポケット

当初の主訴であった左下5番の歯周ポケットはすっかり落ち着いています。右下2番が5㎜ありますが、今後もメンテ時に注意が必要です。この状態を続けていくことが大切です。


治療後の鈴木さんのお話し

「もう仕方ないんだろうな……」
それが、あの頃の私の正直な気持ちでした。

私は2年間、大学病院の歯周病科に通っていました。
何度も歯ぐきが腫れ、そのたびに抗生剤を出されて、痛みが引いたらまた腫れる――その繰り返し。
ついには左の前歯1本と左下の奥歯の根を1本抜くことになり、最近では左上の前歯までも失いました。
「かなりの歯周病です」と言われても、どうすれば治るのかは教えてもらえず、ただ薬とクリーニングだけの2年間でした。

そんなある日、友人が教えてくれました。
「本気で歯周病を治してくれる先生がいる」――それが、あおば歯科クリニックでした。

正直、半信半疑で伺いました。
ところが、初診の日の診察でまず驚きました。
先生は私の口の中を丁寧に見たあと、すぐに原因を説明し、
「この左下の部分は、今日きちんと処置をすれば腫れは止まります」と。

その日のうちに処置をしてくださり、それ以来、まったく腫れなくなったのです。
2年間、大学病院でどれだけ悩んでも治らなかった腫れが、たった1回の治療で消えました。

その瞬間、「この先生にお任せしよう」と心から思いました。
それから私は自費で本格的な歯周病治療を受け、外科的な再生療法も行いました。
時間はかかりましたが、今では出血も腫れもなく、食事も会話も気にせず過ごせています。
“治らない病気”と言われ続けた歯周病が、本当に治る――
その事実を、自分の身体で体験しました。

今では1か月ごとのメンテナンスを楽しみに通っています。
「もっと早くあおば歯科に出会っていれば…」
そう思う患者さんが、きっと私のほかにもたくさんいるはずです。

 

担当医から一言

歯周病も良くなり、前歯もきれいになり本当に良かったです。下の歯はガタガタがひどく、その歯並びでは歯周補綴が不可能でした。ですから矯正治療を提案しました。矯正治療も順調に進みました。人前でお話しすることが多い方ですので、今まで以上に自信をもってスピーチできるのではないでしょうか。